900年以上前、平安時代から受け継がれている
伝統的な染色技法『柿渋染め』。
平安時代に侍や山伏が柿渋で染められた赤茶色の衣服を身に付けたのが始まりとも言われています。
高い殺菌力や消臭効果があるため、漢方薬としても使用された柿渋で染められた布は日光や空気に触れることで色が変化し深い色合いになることから太陽染めとも称され、長きに渡り日本の人々の暮らしに寄り添い今に至ります。
この『KAKISHIBU SASHIKOベスト』は、
ヨコ糸に自然が生み出す日本の伝統染色『柿渋染め』による柿渋染め糸、
タテ糸にカセ染め最濃度インディゴ糸を使用した14ozオリジナル刺し子セルヴィッジデニムを使用しています。
所々にセルヴィッチを効かせた、粋なテーラードジャケットが完成しました。
極限まで打ち込み本数を上げて織ることで、
刺し子本来の凹凸感のある肉厚な生地を再現。
糸のふくらみと何層にも見える厚みが生み出す表情がより一層、刺し子織物ならではの手触りと着用感を醸し出しています。
柿渋とインディゴの重なり合った色は優しさと深み、そして気品を兼ね備えた『日本の色』です。
オンス:14oz
※店頭での販売もおこなっている為、売り切れている場合がございます。
ご了承の程、宜しくお願い致します。